日記

この街はぼくのもの

11月4週目

最近寒い。11月は何もかも上手くいかなかった。もう間もなく12月がやってくる。怖い。

 

11/19

記憶皆無、ということは誰にも会っていないし何も起こっていないのだろう。恐らくゲームをしたりYouTubeを見たりしたのだと思う。多分カレーうどんを食べた。飽きてきた。

 

11/20

仕事。最近正直仕事が上手くいっていない。正確にいつから上手くいかなくなったのかもう覚えていないのだが兎に角上手くいっていない。まあ仕方ない。原因も分からないしそもそも他者から見てそれが上手くいってないということになるのかすら分からない。とても悲しいことだ。何を食べたのかは覚えていない。辛い日曜日になってしまった。

 

11/21

カオマンガイというのを人生で初めて食べた。美味しかった。アイスも食べた。眼鏡を新調した。しかし私は思っていたより目が悪いらしい。不便ではあるが何もかも鮮明にはっきり見えているというのもそれはそれで疲れる気もする。とても良い一日だった。一日が中々満足のいくものだったりするとこれは幻なのではないかと思う時がある。そんな感じ。

 

11/22

バイト。何を頑張ったのかは覚えてない。

 

11/23

仕事で大阪へ行った。中々にハードなスケジュールではあったが楽しかった。他人の態度や言葉に感情が左右されるのがとても辛い。そんなことは当たり前なのだがそれでも自分の内側に他者が介入してくることに強い嫌悪がある。自分がもっと魅力的だったら。自分がもっと強ければ。あまりにも稚拙なたらればばかりが浮かぶ一日であった。他人の好意は酷く脆く、信じたいものではあるけれど信じるとはすなわち自分の思い通りになることを期待するという意味でそれはとても傲慢な気がした。感情は常に移ろいゆくものなので、見送るしかあるまい。なんとなく予感があったが全ての元凶は自分にあるのだと思う。まだ心のどこかで何もしなくても誰かが優しくしてくれると期待している自分に気付かされ恥ずかしかった。半分眠りながら新幹線で東京に帰った。

 

11/24

記憶が曖昧。こんな時お酒に頼ることが出来るタイプならもう少し人生がオモシロになってたと思うのだが残念ながらお酒は好きでは無いので薬に頼ることになる。一体何がそんなに気に入らないのかは分からないがありとあらゆる、有象無象に腹が立ってきてオーバードーズをした。薬はすごい。今飲んでるものはアッパー系なのか、しかし薬が体内から抜けると反動でエグいダウナーになる。夜中の3時くらいからダラダラと飲み続けて、泣きながらバ先の上司にあまりにも体調が悪いので明日休ませて欲しいと懇願した。鬼の速さで了承された。助かった。

 

11/25

本来ならアルバイトの予定だったが昨日のオーバードーズで全ておしまいになった。癖で目覚ましをかけていたので一度朝に目覚めた。そういえば生徒の1人が誕生日で、おめでとうと言う予定だったのに休んでしまって申し訳ない気持ちが頭を掠めた。がしかし、身体は鉛のように重たく動かなかったのでそのまま夕方まで寝腐った。全方位にすみませんと謝りながら寝た。来週からは頑張ろうと心に決めた。多分無理だと思う。

 

楽しいことがあまりにもないため、とても切ない日記になってしまった。しかしまあ、誰かに助けて欲しいとは思っていないしこんな人生もなしでは無いと思う。出来ればずっと明るく笑っていたいし、日記ではこんなふうに暗くなっているけれど実際の私はもう少し明るい方だと思うし…

 

春先の、優しい思い出をたまに思い出して温かい気持ちになる。もう一度去年からやり直したい所存である。